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寄宿舎が舞台のお話

〜今日はスタッフブログの日です〜


建築の仕事をしているので映画やドラマなどを見ていてもやはり
建物や街の景観などに注目しがちですが、
私の場合、子供のころに見たミュージカルの「アニー」の孤児院だとか
あしながおじさん」で主人公が通う全寮制学校など
なぜだか昔から妙〜に寄宿舎が舞台のお話に心惹かれてしまいます。
最近だと、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」とか
朝ドラの「花子とアン」も…


先日、フランスの山奥にある修道院を舞台としたドキュメンタリー映画
「大いなる沈黙へ」を見ました。
教会建築が好きなのと、修道院も寄宿舎の一種といえばそうかな?と思い…。
内容はといえば、ナレーションも音楽も照明もないという変わった映画で、
いろいろな視点で見ることができ、人それぞれ感じるところがあると思います。
私の感想は、修道士が「羨ましい」。
何の疑いもなく、自分のやることを信じ、ブレがない。
修行している姿は思ったより痛々しくもなく、潔い、清いという言葉がぴったり。
修道服も部屋の机や食器なども、質素ですが美しく、思わず触ってみたくなりました。
もちろん、ケンチク的視点で見てもとても面白かったです。


寄宿舎と、そこで人々が織り成す生活の様子、興味深いです。
自分自身では絶対、できないですが…


http://www.ooinaru-chinmoku.jp/


yui


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