家は買うものではなく創るものですBLOG

デザインのある暮らし 無理のない暮らし 自分らしい暮らし

マンションリノベーション「NC1205」一年点検

一年点検は、久しぶりに建て主さんにお会いできる楽しみな一日。

とっても、丁寧で素敵な暮らし方をされていました。
文学、音楽、絵画、珈琲・・・と多趣味なご夫婦。
しかも、それぞれのレベルがハイレベル!

どこを切り取っても、ご夫婦らしい素敵な暮らし。

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デ・キリコ展

~今日はスタッフブログの日です~

 

 

先日、上野の東京都美術館で開催中の「デ・キリコ展」を観に行ってきました。

今まで代表的な作品しか存じなかったのですが、

画家として成功を収めた後も、

積極的に新しい技法や表現に取り組んでみたり、

若い頃の作品を再構築して描いてみたりと、

生涯を通して探求を続けたエネルギー溢れる画家であることが分かり、

とてもパワーを貰いました!

会場内もデ・キリコの絵画をイメージしたアーチなどで区切られており、

面白い空間になっていました。

8月29日まで開催中ですので、夏休みのお出かけに是非。

 

 

miharu

 

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「下石の家」現場報告その3

基礎工事の間は、日陰になるところが無いので、職人さんは本当に大変。

今日は、設計事務所による配筋検査。鉄筋の種類、間隔、かぶり厚などを検査していきます。

暑い中、職人さんをお待たせしながらなので、申し訳なく思いながらも、時間をかけて丁寧に検査してまいりました。

 

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愛知建築さんぽ~明治村・帝国ホテル~

明治村に移築保存されている旧・帝国ホテル中央玄関。設計は、もちろん、フランク・ロイド・ライト(1867-1959)。建築されたのは、大正12年(1923年)、解体されたのは、昭和43年(1968年)。

ん?明治村なのに、大正の建物?!

取り壊しが決定した当時、名建築の保存を求める声が国内にとどまらず、アメリカでも叫ばれたそうです。日米首脳会談で、米国側から保存要請を受け、佐藤栄作首相は、YESと回答。しかし、風化した大谷石など、保存や移築は簡単なことではありません。適切な移設場所もありません。大正の建物ではありますが、政府は、頼み込むように、明治村への移築を依頼したそうです。

結果、中央玄関部分のみ、1976年に移築され、「様式保存」というカタチで、1985年より展示公開されています。復元には、相当なご苦労があったと思われますが、明治村さんに、心から感謝いたします。

平等院鳳凰堂に影響を受けたとされる外観もさることながら、一歩、中に足を踏み入れたメインロビーにも圧倒されます。

テラコッタと大谷石の装飾の美しさは、見事というしかありません。

ライトのデザインへの執着と、それに応える職人達のエネルギーを感じ取れます。現代では、なかなか、このような建築を造ることは難しくなってきただけに、貴重な空間です。

ちなみに、ライトが要求するレンガやタイルを製作したのが、伊奈初之烝・長太郎親子。のちに、INAXを創設する人物です。

ロビーから入口を振り返ると、2階の喫茶室が見えます。実際に、カフェとして営業しており、帝国ホテルの喫茶室の雰囲気を体験することができるので、おすすめです。

本物とレプリカの名作椅子が、何気なく置いてあったりします。

何時間でもいられる贅沢な空間。

ぜひ、明治村へ足を運んでみてください。

明治村へのアクセス


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岐阜建築さんぽ~ぎふメディアコスモス~

岐阜市にある「ぎふメディアコスモス」設計:伊藤豊雄建築設計事務所

市立図書館を中心に、交流センターや展示ギャラリーを併設した複合施設です。スターバックスもあります。アクセスは、岐阜駅からバスで15分。市の中心街ですので、利便性の良い場所です。

建築的な見どころは、何といっても、木製の格子屋根にあります。

非常に迫力があり、ドラマティックな大空間となっています。仕上げ材ではなく、構造材です。よく見ると、ヒノキ材が何層にも積み重ねられ、固定されています。

3次元の曲面をどうやって、施工したのだろう?と不思議に思っていましたが、現地に解説文がありました。まず、合板で床面を作ります。木屋根を載せるためのもので、木屋根が完成した後は、撤去されます。合板の床面に沿って、しなりを利用しながら、一枚づつヒノキ板(厚20ミリ、幅120ミリ)を重ねていきます。(最も厚みのあるところで21枚、薄いところで9枚の板。)その上に屋根下地をつくり、防水処理をして、屋根の完成。なかなか大変な作業です。

天井にぶら下がる大きな傘は、「グローブ」と呼ばれ、合計11個あります。トップライトからの光を柔らかく拡散しています。素材は、ポリエステル繊維。

書架の高さは、目線より低く抑えられているため、空間全体を常に見渡すことができます。また、書架の中仕切りがコンクリート製となっているのは、火災から本を守るための延焼防止対策となっているそうです。

館内は、中高生から高齢者まで、多くの利用者が心地よく過ごしている様子が印象的でした。伊藤豊雄さんが設計する公共施設は、仙台メディアテークもそうでしたが、実際に現地へ来て、市民に愛されている様子を見ると、その良さがとてもよくわかります。

 

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岐阜・愛知旅行へ行ってまいりました。

月・火とお休みを頂き、夫婦で、岐阜・愛知旅行へ行ってまいりました。
岐阜メディアコスモス(伊藤豊雄氏設計)、イサムノグチのAKARI、岐阜城、長良川の鵜飼、明治村(フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル)、美濃商家町NIPPONIAなどなど。詳細は、改めて、ブログで紹介させて頂きます。

名古屋の新名物・ぴよりん。長蛇の列にビックリ。有名なのですね。

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