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効果的なニッチの作り方

「ニッチ」とは「隙間」という意味ですが、住宅用語としては、壁をくぼませて作り出した飾り棚のようなスペースのことを指します。西洋建築で、古くから用いられてきた建築技法ですが、現代の住宅においても、空間のアクセントとして、とても有効な手法ですので、新築やリフォームの際には、検討されてみてはいかがでしょうか?

ここでは、効果的なニッチの作り方について解説いたします。

  1. 動線、視線の突き当たりに設ける
  2. コーナーに設ける
  3. ニッチ奥の壁仕上げを変える
  4. 間接照明で演出する
  5. 周辺の壁を照らさない

 

①動線、視線の突き当たりに設ける

玄関に入って正面の壁や、廊下の突き当りの壁など、動線と視線の突き当りとなる場所にニッチを設けると効果的です。人間の心理として、前方の壁が明るいと、安心感を得られます。

②コーナーに設ける

廊下の曲がり角などに設けると、2方向から楽しめる飾り棚となります。


③ニッチ奥の壁仕上げを変える

ニッチ奥の壁をアクセントウォールとすると、効果が倍増です。写真は、大谷石。

 

④間接照明で演出する

ニッチといえば、間接照明。間接照明器具やダウンライトを上部に設置し、幕板を設けましょう。

 

⑤周辺の壁を照らさない(暗いところを残す)

間接照明を生かすには、ニッチ以外の周辺の壁をダウンライトなどで照らさないこと。暗いところをきちんと残し、明るさの明暗をつけることが大切です。

そのほか、注意点としては、外壁に面する壁には設けないこと。外壁周辺は、(充填断熱工法の場合)断熱材が充填されていますので、ニッチを設けると断熱材の欠損になります。また、筋交いが入っている構造壁には、ニッチが設けられる位置が限定されるので注意しましょう。ニッチは、あくまでも、断熱や構造を優先して計画することが大切です。

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大相撲夏場所を観戦してきました!

久しぶりに、夫婦で大相撲観戦。

力士が、気合を入れる声、ぶつかり合う音、観客の大声援と、立ち合い直前のシーンと静まり返る緊張感。

やはり、テレビ中継で見るのとは、全然、違う迫力、臨場感が楽しめます。

物言いがつく場面では、リプレー映像が見たくなりましたが。笑


写真は、結びの一番。

「行司軍配は、琴櫻に上がりましたが、若元春の膝がつくのと、琴櫻の態勢が崩れるのと同時ではないかと物言いがつきましたが、検証の結果、若元春の膝がつくのが早く、軍配通り、琴櫻の勝ちといたします。」


琴櫻ファンの私としては、ほっと、ひと安心。何とか3敗で優勝争いに留まりました。

 

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小楽園

~今日はスタッフブログの日です~

 

 

先日、代々木上原にある「小楽園」という小さなティーハウスに行ってきました。
こちらは和洋菓子を中心に製造販売しているお店なのですが、
山をモチーフにしたチョコレートやパッケージデザインの独特な世界観が密かに話題です。

 


店内では台湾茶と併せてお菓子が楽しめます。

「八丈島西山」や「利尻山」など、日本各地の山をかたどったチョコレートにはその土地にちなんだ食材が使われていたのが面白かったです。
お店の雰囲気もポップなアジアンテイストといった感じで、この雰囲気を楽しむために訪れるお客さんも多そうだと感じました。
自分の仕事とは別にこういったテーマパーク感あふれるデザインも好きなのでワクワクしました!

 

 

miharu

 

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10年目の花束

先日、誕生日祝いに、スタッフから花束をもらいました。

毎年、もらっているので、もう10回目。ありがたいことです。

経験を積むことを目的としたアトリエ事務所(小規模の設計事務所)の勤務は、3~4年ごとに転職するというのが一般的と言われています。労働環境が過酷なゆえ、3~4年が限界という説もありますが。

所長からしてみれば、ようやくスタッフが役に立ってきたかと思ったら、退職されてしまい、また、一から、新人を教えなければならない、でも自分自身も、若い頃は、そうしてきたしなぁ、というジレンマを抱えているものです。実際にまわりの建築家では、よく聞く話です。みんな悩んでいます。

そう考えると、うちの事務所は、前スタッフは7年、現スタッフも10年目。所長としては、とても恵まれている環境です。こんな小さな事務所で働き続けてくれるとは、本当に有難いことです。これからも、感謝の気持ちを忘れずに、仕事をしていきたいと思います。

 

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GW中の帰省

~今日はスタッフブログの日です~


ゴールデンウィークは三重県に住む祖父に会いに行ってきました。
宿泊した宿は古民家を改装した民泊施設。
オーナーさんが建築家と茶道の先生をされているご夫妻とのことで、
「私も設計事務所に勤めているんです」とお話したところ、
工事中の写真などを見させていただきとても面白かったです。

 

 

私自身住んだことは無いのですが、三重県は毎年何度か訪れるので第二の故郷のような気持ちです。

久しぶりに会った祖父も大変元気で「100歳までいくぞ!」と気合を入れており、安心しました。

 

 

miharu

 

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山梨建築さんぽ~清春芸術村~

山梨県にある清春芸術村へ行ってきました。清春芸術村とは、清春小学校の廃校跡地に建てられてた文化複合施設です。

緑豊かな敷地内には、谷口吉生氏、安藤忠雄氏、藤森照信氏、吉田五十八氏など、日本を代表する名だたる建築家が設計した建築物が、建ち並んでいます。

入場料は、1,500円。ネット上のクチコミを読むと、高い!という意見が見受けられますが、建築を見るのが好きな人にとっては、安すぎる入場料と感じることでしょう。どの建築物も素晴らしく、心動かされる至福の空間です。

 

まずは、藤森照信さん設計の茶室「徹」。

有名なツリーハウスのような茶室。写真を見たことがある人は多いかと思いますが、どこにあるかは、あまり知られていないかもしれません。ここ、清春芸術村にあります!1本足の木は、樹齢80年の檜を使用しているそうです。

金色のボックスが茶室への入り口になっています。ここに梯子を掛けて登るようですが、残念ながら、内部を見学することはできません。でも、外部から、ぐるぐると見て廻るだけで、創作意欲の沸いてくる名建築物です。


次は、安藤忠雄さんの「光の美術館」。

一般の人が見ても、設計者を言い当てられるのは、安藤さんだけではないでしょうか?どこから、どう見ても、美しい安藤建築です。そして、内部は、光と影とコンクリートのみ。

当日は残念ながら曇天でしたが、太陽高度の高い夏の晴れた日に行くことができれば、直射光が差し込み、美しいコントラストのある空間を体感することができるでしょう。


続いて、谷口吉生さんの「ルオー礼拝堂」。

白樺の木立ちの中にひっそりと佇む建築です。宗教画家ルオーを記念して建設された礼拝堂です。安藤さんとは、また違った光の取り入れ方をしています。柔らかく、光に包まれるような空間です。ぜひ、実際の空間で体感して頂きたいと思います。


そして、吉田五十八先生の「梅原龍三郎アトリエ」。

敷地内の一番奥まったところにあるので、気が付かないで帰ってしまう人も多いのではないかと思います。ルオー礼拝堂の右奥の小道を勇気を持って進んでみてください。東京から移設してきた名建築をお見逃しなく。


最後にご紹介するのは、谷口吉生さんの「清春白樺美術館」。

個人的には、一番、見たかった建築です。「武者小路実篤や志賀直哉など白樺派の作家たちの夢を託された吉井長三が、1983年谷口吉生氏の設計によりついに完成させた “幻の美術館” 」と紹介されています。多くの人の想いを託された谷口吉生氏が、見事に建築設計で、その想いに応えている建築です。

残念ながら、内部は撮影できませんが、第一展示室の回遊動線、第二展示室の開放感は、同じ谷口さん設計の鈴木大拙館(金沢市)や土門拳記念館(酒田市)に通じる空間体験を得ることができます。谷口建築ファンの方、ぜひ、清春白樺美術館にも足を運んでみてください。


最後にもうひとつ。杉本博司氏と榊田倫之氏の設計による「和心」。
こちらは、一般公開していませんでした。(サポーター会員のみ、外観見学可とのこと。)

屋根だけ、見下ろすことができました。

他にも、「ラ・シューシュ」「白樺図書館」「エッフェル塔の階段」などなど。見どころ満載の「清春芸術村」です。東京から、十分、日帰りが可能ですので、ご興味がありましたら、ぜひ。桜の季節も、素晴らしいそうです。

清春芸術村のアクセス

<車の場合>

中央高速・長坂インターチェンジより15分

<電車の場合>

JR中央本線「長坂駅」下車

・バス利用の場合 

 北杜市民バス3号車西線 日野春駅行き
「中丸公民館南」下車 バス6分+徒歩約3分

・タクシー利用の場合

 5分(1,300円程度)
 北杜タクシーまたは大泉タクシー

・徒歩の場合
 検索だと、40分と表示されますが、
 実際は起伏が激しいので、
 歩くのはやめた方がいいと思います。

駅そば「丸政」の「山賊そば」がおススメです。( ↑ オレンジ色の看板)

 

daidaidesign.hatenablog.com

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