先日の現場での職人さん、監督さんとの会話。
「最近、よく携帯電話とか、どこかに忘れてきちゃうんだよね。」
「携帯電話ないと、仕事にならないですもんね。」
「昔は、よく携帯電話なしで、仕事していたよなぁ。」
「現場にいる間は、連絡取れないので、夕方、事務所に帰ってから、連絡してたもんなぁ。」
「それで、仕事が出来ていたのが不思議。」
私も、自宅で設計事務所を開設した頃は、携帯電話を持っておらず、連絡は、固定電話とFAXのフル活用でした。開業したてのフリーランスは、FAXを持っていないと、カッコ悪いというイメージもあり、さらに、固定電話とは別の電話番号でFAX番号を名刺に入れる方がカッコいいという謎のステータスがありました。笑
それほど、重要視されていたFAXですが、最近は、監督からの紙面連絡も、メール+PDFに置き換わり、FAXは広告の受信のみとなっていました。迷惑な広告を受信するために、通信料を支払っていたかと思うと、何とも馬鹿馬鹿しいものです。
また、ひとつ、手放せて、スッキリ。しばらくの間、名刺には、FAX番号が載ったままになっていますが、謎のステータスも、まもなく終了。