「リビングのアクセントウォールの間接照明」
リビングの正面の壁は、タイル貼りのアクセントウォールにして、間接照明で演出しています。
上部の収納の背面に120ミリ×120ミリ角のスペースを設け、間接照明器具を設置しています。設置する位置は、配光ラインによって、微妙に調整をします。
間接照明器具の配光は、広角(散光)、中角、斜光などがありますが、ここでは、中角の照明器具を採用しています。
この事例のように、壁面(鉛直面)を照らす場合は、配光が制御された中角の光を用いることで、光が真下に伸び、壁面を均一に照らすことが出来ます。
また、壁面の素材は、凹凸感のある素材を使用することをおすすめします。間接照明によって、陰影が出やすく、素材が引き立ちます。富士見の家では、凹凸感のあるタイルを使用しています。タイルの他には、石や珪藻土、木、和紙などがおすすめです。
次回は、「リビングの天井を照らすスポットライト照明」を解説します。