家は買うものではなく創るものですBLOG

デザインのある暮らし 無理のない暮らし 自分らしい暮らし

「富士見の家」照明計画の解説その1「リビングのアクセントウォールの間接照明」

「リビングのアクセントウォールの間接照明」

リビングのアクセントウォールの間接照明

リビングの正面の壁は、タイル貼りのアクセントウォールにして、間接照明で演出しています。

リビングのアクセントウォールの間接照明

上部の収納の背面に120ミリ×120ミリ角のスペースを設け、間接照明器具を設置しています。設置する位置は、配光ラインによって、微妙に調整をします。


間接照明器具の配光は、広角(散光)、中角、斜光などがありますが、ここでは、中角の照明器具を採用しています。


この事例のように、壁面(鉛直面)を照らす場合は、配光が制御された中角の光を用いることで、光が真下に伸び、壁面を均一に照らすことが出来ます。


また、壁面の素材は、凹凸感のある素材を使用することをおすすめします。間接照明によって、陰影が出やすく、素材が引き立ちます。富士見の家では、凹凸感のあるタイルを使用しています。タイルの他には、石や珪藻土、木、和紙などがおすすめです。


次回は、「リビングの天井を照らすスポットライト照明」を解説します。



アトリエ橙のホームページに戻る

 

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村