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「どうなる?住宅ローン減税」/ローン金利を上回る「1%控除」

家を建てる時に多くの人が利用する住宅ローン。

住宅ローン減税


そして、住宅ローンを借りる時に利用したいのが「住宅借入金等特別控除」、いわゆる「住宅ローン減税」です。住宅ローン減税とは、ローン残高の1%が所得税から控除されるという大型減税です。

残高の上限は4000万円、減税期間は10年間なので、最高で4000万円×1%×10年=400万円の減税となります。1%ととはいえ、大きな金額です。400万円あれば・・・。

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しかも、今は超低金利時代。変動金利や短期の固定金利の場合、1%を大きく下回る超低金利(変動0.4%台)が設定されています。

ということは、金利より、ローン減税の方が上回る状態。つまり、借金をしているのに、利益を生むという「マイナス金利」状態。借りた方が得、家を建てるなら今が得という状態になっているのです。

国の経済対策として、住宅の着工数を増やすことを目的としているので、家を建てる人が増えることは喜ばしいことなのですが、(日経新聞の記事によると)さすがに、この1%という数字が妥当なのかどうかという議論が、今後の税制改正で焦点になる可能性があるとのこと。

もしかしたら、1%控除というお得な「逆ざや状態」は、今だけなのかもしれません。今後の住宅ローン減税の動向に注目していきたいと思います。

現場


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