家は買うものではなく創るものですBLOG

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「意匠」と「構造」のキャッチボール

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あたりまえのことですが、「意匠」(デザイン)と「構造」の調整はとても重要。アトリエ橙がお願いしている構造担当の方は、「意匠」のことも理解して頂けるので、調整がスムーズ。また、「意匠」側が、「構造」のことを理解せずに、全面的に「構造」側にお任せしたり、無理難題を「構造」側に押し付けても上手くいかないもの。


構造図面は、構造事務所が作成して頂けるのですが、構造好き!のアトリエ橙では、依頼する前に、二度手間にはなりますが、こちらでまず「構造図面」を作成してから、構造計算を依頼します。

 

「この位置に柱があった方がいいことは理解していますが、プラン上、梁せいを大きくして柱を飛ばせるかを検討して頂きたい。」とか、

 

「斜線制限のため、母屋を下げたいのですが、火打ち梁を入れずに水平面の剛性を取りたいと思っています。」など。


強い構造と快適な住空間を両立するためのキャッチボールを何度も行ないます。

構造事務所と打ち合わせを続けていた「関町の家」のキャッチボールが本日終了。希望通りの住みやすく美しい空間と、力強く安全な構造を両立することが出来ました。


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