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さて、昨日の「SUMIKA Project」見学ツアー。
なかなか刺激的な一日でした。
まずは、「SUMIKAパビリオン」。
さすが伊東豊雄さん。
スケールの大きい建築でも小さい建築でも万能。
一つのコンセプトデザインで全体を押し通した形状は、
魅力的なパビリオンになっていました。
雨処理がとても簡易的でしたが、パビリオンだからOKなのかな。
続いて、「宇都宮のハウス」。
天井裏の空間を設計したら、第一人者と思われる西沢大良さん。
(駿府教会とか一度、見に行きたいです。)
天井裏を全面的に開放したことで生まれるメリットとデメリット。
メリットの光が透過する大空間は存分に堪能させて頂きました。
デメリットの夏の暑さに対する小屋裏換気は、果たして有効なのかどうか。
高低差のない通気経路の中で暖気は滞留しないのかどうか。
夏に来て体感してみたいものです。
隣接する敷地にある「House before House」。
若手代表の藤本壮介さん。
この家に住めるか?住みたいか?と聞かれれば、
「NO」なのですが、そこは実験住宅。
非日常的なスケール感や曖昧な境界を体験でき、
なかなか楽しい住宅です。
藤本さん自身は、実際に1泊したそうですが、
私も1泊だけならしてみたい。1泊だけ。(笑)
最後に、藤森照信さんの「コールハウス」。
まず、ネーミングがさすが。
「SUMIKA」=「炭家」=「コールハウス」
さらに、建築家のレム・コールハウスにも
かけているというあたりは、藤森さんの遊び心。
その遊び心がふんだんに生かされた藤森建築。
イベント終了後は、販売する予定もあるそうですが、
「コールハウス」はすぐに買い手がつきそう。
文句なく魅力的な住まいです。
ただ、ぎっくり腰じゃない日に来たかった。
くぐり戸やにじり口は腰に悪いです。(笑)