ほとんどの人が知らないと思いますが、今日は、建築士の日です。
昭和25年7月1日に建築士法が施行されたことを記念して、昭和62年に日本建築士連合会が制定したそうです。
今年は新型コロナの影響によって、建築士試験の実施が心配されましたが、今のところ、予定通りの日程で試験が実施されるようです。受験生の皆さん、頑張ってください。
ところで、よく学生の頃、一級建築士の登録第一号は、建築士法を議員立法として提出した田中角栄氏だというウワサをよく聞きましたが、これはどうやら事実とは異なるようです。一級建築士であることは事実ですが、登録番号は16989号と言われています。
ちなみに、建築士を持っている芸能人としては、菊川怜さん（東京大学・二級建築士）、田中道子さん（静岡文化芸術大学・二級建築士）、稲川淳二さん（桑沢デザイン研究所・一級建築士）が有名です。また、建築士を持っているかどうかは不明ですが、小田和正さんは東北大学の建築学科卒で、藤森照信さん（建築史家・建築家）と同級生だったそうです。
建築士免許を取得して、もう20年あまり。よく、一級建築士の資格は、「足の裏の米粒」（取らないと気持ち悪いが取っても食えない）に例えられますが、もうこの仕事以外に出来ることもないですし、この仕事以上に楽しい仕事はないと思えるので、これからも建築士としての仕事に精進していきたいと思います。
