家は買うものではなく創るものですBLOG

デザインのある暮らし 無理のない暮らし 自分らしい暮らし

ローコスト住宅の手法

住宅の建設費は、「こだわりかた」と「わりきりかた」の
バランスによって大きく増減します。
また、そのバランスは家族のライフスタイルによっても、大きく異なります。


「わりきりかた」には、例えば、以下のような項目があります。
ローコスト住宅を目指す場合には、
「どの項目なら割り切れるか?」
まずはその検討からスタートです。
○×をつけて検討してみてください。


① 平面プランをシンプルにする
  (凹凸があると表面積が増え内外装工事費が上がります。)


② 間仕切りを少なくする
  (効率のより間取りとして木工事費を減らします。)



③ 木製建具・扉を最小限にする
  (カーテンやロールブラインドで代用できるところは扉を省略。)


④ 金属製建具の数を少なくする
  (開口部は採光・通風を考え、効率的に配置。)


⑤ 家具工事をなくす
  (大工工事または自主工事で代用します。)


⑥ 階高を押さえる
  (内外装の仕上げ面積が減ります。 )


⑦ 屋根の形状をシンプルにする
  (複雑な形状にすると役物が増え工事費が上がります。)


⑧ 床の塗装工事を自主工事とする
  (自然系のクリア塗装であれば安全、簡単に塗れます。)


⑨ 外構工事を自主工事とする
  (デッキ工事や砂利敷きなど、DIYが得意な方は。)


⑩ 照明器具を施主支給品とする
  (インターネットなどで安く購入できます。)
  ※その他の建材の過剰な施主支給は責任の所在や
   工程調整などで問題がありますので、ほどほどに。


⑪ 水周りを集約する
  (配管経路が短くすることができます。)


⑫ 過剰設備を省略する
  (優先順位をつけて熟考してください。)


⑬ 仕上げ材の種類を少なくする
  (各部屋の仕上げを統一することで材料費が安くなります。)


⑭ 特注品を使わない
  (できる限り既製サイズのものを上手く組み合わせて。)


⑮ モノを少なくする
  (不要なもので1㎡を占拠するのは土地代も建築費ももったいないので。)


にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ (click!)
(クリックして頂くと現在のランキングが確認できます。)