工事費は、通常3〜4回に分割して、
施主から工務店へお支払い頂いております。
一般的には、着工時、上棟時、竣工時
というケースが多いようです。
奥山裕生設計事務所では、
中間払いのタイミングを上棟時ではなく、
屋根工事完了時で、工務店にお願いしています。
これは、工務店にとっては厳しく、
お施主さんにとっては有利な条件です。
なぜ、このように設定しているかというと、
工務店の万が一の倒産に備えてというのが理由です。
工務店が倒産する場合は、中間金を受け取ってから
というケースがまれにあります。
仮に、上棟の状態で、倒産されてしまうと、
次の工務店を見つけるまでの間、
現場は雨ざらしになってしまいます。
せめて、屋根工事まで完了していれば、
そのようなことは避けられます。
もっとも、倒産しそうな工務店さんを
紹介することはないので、その必要はないのですが、
念には念を入れての対策です。