家は買うものではなく創るものですBLOG

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「賃貸だけどリフォームしたい」キッチン扉をカッティングシートでリメイクしました。

賃貸マンションだと、退去時に現状復帰をしないといけないので、なかなかリフォームするわけにはいかないのですが、それでも、方法がないわけではありません。


たとえば、キッチン扉。


市販のカッティングシートを使えば、わりと簡単に自分らしくリフォームすることができます。

 

現状のキッチン扉はこんな感じ。20年前の製品です。

キッチン扉のリメイク


ウッド調なのにツルビカな素材感がアトリエ橙っぽくないので、少しでも本物の木に近づけるため、リフォームしたいと思います。


今回、使用したのは、サンゲツのカッティング用シート「リアテック」REAL WOOD EXTRA Oak リアルウッド エクストラ オークRW-4001です。定価は9600円/mですが、実勢価格は4000円/m前後で購入可能です。シートの材質にこだわらなければ100均ショップでも売っています。

 

  1. まずは、ドライバーでスライド丁番のネジを緩め、扉を取り外し、汚れを丁寧に拭きとります。特に、吊り戸棚の扉は油で結構、汚れています。さらに、作業がしやすいように、取っ手も外します。

  2. 扉の大きさより、ひと回り大きくカッティングシートをカットします。

    キッチン扉のリメイク

  3. 裏紙を剥がしながら扉に貼っていきます。この時、空気が入らないように、ヘラで空気を抜きながらゆっくり貼っていきます。厚さが薄いカッティングシートだと、この作業がなかなか大変なようですが、リアテックは厚みが0.2ミリと比較的、厚いので、空気が入りくく作業は簡単です。

    キッチン扉のリメイク

  4. シートを貼り終えたら、扉を裏返し、カッティングボードの上に置き、余分なシートをカッターで切り落としていきます。

    キッチン扉のリメイク

  5. 完成です。凹凸感があるので、木目の質感を感じることができ、見栄えが良くなりました。(好みですが。)取っ手も取り替える予定ですが、現在、ネットで取り寄せ中です。

    キッチン扉のリメイク

    賃貸でもあきらめず、自分らしい空間を創ってみてはいかがでしょうか?

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GWもあと少し

〜今日はスタッフブログの日です〜


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長かった連休もあと少し。

今日は友人宅でケーキをご馳走になりました。

友人はGW前半に風邪をひいてしまい、休日診療所のお世話になってしまったそうです。

サービス業や祝日関係なく働かれている方々には本当に頭が上がりません。

 

私も休み明けに備えて気合を入れようと思います。

 

miharu

 

「西武池袋線(豊島園線・有楽町線)沿線の家づくり特集」新築一戸建て編

最近、人気の西武池袋沿線。緑豊かな環境と、交通の利便性の良さが注目されています。そして、その土地価格の安さ。(関連記事:新宿・渋谷・池袋の各ターミナル駅から3駅目の公示地価2019の比較)今日は、そんな西武池袋線の新築一戸建ての事例をいくつかご紹介させて頂きます。(保谷駅、ひばりヶ丘駅、大泉学園駅、東久留米駅、練馬高野台駅、豊島園駅、小竹向原駅/西東京市、東久留米市、練馬区、板橋区)

 

保谷駅(保谷の家・西東京市)

お子さんが3人いらっしゃる共働きご家族のための住宅です。子育てのしやすさを設計のコンセプトとして、間取りに反映しています。沿線の土地探しからご相談いただきました。

西武池袋線沿線の家

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ひばりヶ丘駅(北原町の家・西東京市)

仲の良いご家族3人がそれぞれのスタイルでゴロゴロできるリビングダイニングを計画しました。43条ただし書き道路の申請許可の上、建築を行なっています。

西武池袋沿線の家

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大泉学園駅(大泉の家・練馬区)

ソファを置かず、畳の小上がりと桜のダイニングテーブルを中心とした暮らしをデザインしています。OZONEの登録建築家の中から選定してご依頼いただきました。

西武池袋沿線の家

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練馬高野台駅(富士見の家・練馬区)

サンクンリビング+カフェカウンターの家。アトリエ橙のモデルハウスです。年に2~3回、予約制の見学会を行なっています。

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豊島園駅(早宮の家・練馬区)

吹抜に面する南方向の窓から日射を取得できる暖かい住まいです。隣接する賃貸テラスハウス「O-HOUSE」とほぼ同時期に着工・完成しました。

西武池袋沿線の家

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小竹向原駅(小茂根の家・板橋区)

狭小地に建つ地階付き3層住宅です。地階は鉄筋コンクリート造、1・2階は在来木造の混構造となっています。

有楽町線沿線の家

詳細のページは、現在、準備中です。

 

小竹向原駅(向原の家・板橋区)

北道路の密集地にも関わらず、採光と通風を確保している都市型住宅です。土地探しからご相談いただきました。

有楽町線沿線の家

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東久留米駅(東久留米の家・東久留米市)

ウッドデッキを囲むようにL型のリビングダイニングの間取りとしています。土地探しからご相談いただきました。

東久留米の家

 詳細のページは、現在、準備中です。

 

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自然塗料キヌカで木製カウンターの再塗装をしてみました。

事務所の移転に伴い、木製カウンターの再塗装を行ないました。12年前に設置してから、一度も塗装をしていなかったので、だいぶ白っぽくなっており、ずーと気になっていました。素材は、タモの集成材、長さは2.9mあります。

タモ集成材カウンター

まずは、表面の汚れを落とし、やすり掛け。サンドペーパーは#180~240程度がおススメです。ペーパーを掛けた後は、しっかりと木屑を取り除きます。

タモ集成材カウンター

塗料は、やはり自然塗料がおすすめ。

今回、使用した塗料は、「キヌカ」(日本キヌカ株式会社)です。原料は、お米を精米した時に出る「米ぬか」です。お米なので、なめても大丈夫。なめませんけどね。それくらい安全な塗料です。溶剤を使用していないので、作業中の換気も特に必要ありません。

下の写真のサイズで、1本160ml、1922円(税込・定価)、12.8m2まで塗ることができます。広い面積を塗る場合は、1リットル、4リットル、18リットルの製品も販売されています。自然塗料

塗り方は、ハケではなく、ウエスで塗っていきます。ウエスとは、ぼろ布のこと。不要になったTシャツでもいいし、手ぬぐいでもOKです。ハケで塗ると、塗り過ぎてしまうので、厳禁です。ウエスで擦り込むように塗っていきます。注意することは、塗り過ぎることだけ。1度塗りでOK。簡単です。

タモ集成材カウンター

塗り終わりました。ここまで15分程度の作業時間。

タモ集成材カウンター

乾燥までの時間は、2~4時間。乾燥時間が短いのもキヌカの特徴です。ただし、表面がべたつかなくなっても、紙類を置いておくと、吸い込んで紙に油シミが出来てしまいますので、しばらくは紙類を直接、置くのは避けた方がいいかもしれません。事務所ではしばらくの間、木製トレーに置いています。

タモ集成材カウンター

自然系の塗料をDIYで塗る時に意外とやっかいなのが、ウエスの処理。そのまま、捨ててしまうと自然発火の恐れがあるので注意が必要なのですが、キヌカの場合、自然発火はしないそうです。家庭用洗剤で洗うことができます。現場でプロの職人さんが作業する時は扱いに慣れているので大丈夫ですが、素人がDIYで行なう時は、自然発火をしないという点は、非常に嬉しいですね。

タモ集成材カウンター

 新事務所に設置して完成です!
2.9mのタモ材カウンター、引越し屋さんにはご苦労かけましたが、自分たちで塗ると、さらに愛着が増すものです。長く使っていきたいと思います。

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鳥羽市立海の博物館


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親戚の家を訪ね、三重県に来ています。

今日はお天気も良かったので、三重県の鳥羽市立海の博物館に行きました。

建築家、内藤廣さんの設計です。


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展示棟の中はこのように、巨大な曲げ木の梁とトップライトが特徴的な空間になっています。


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町工場のおじさんが手作り(!)した潜水艦。青函トンネルがつくられる際、海底の様子をこの目で確認したい!と潜ったのだとか…。

 



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収蔵庫はコンクリート造ですが、木造の展示棟に近いデザインになっています。

 


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漁村だからでしょうか、鯉のぼりならぬ鰹のぼりです。

 

海の博物館は「日本の公共建築100選」にも選ばれている、知る人ぞ知る名建築スポットです。鳥羽市は伊勢神宮から1時間弱といったところ。お伊勢参りと併せて是非!

 

Miharu

 

 

令和時代を迎えて

令和元年

平成の時代を振り返り、若い頃の自分を思い出してみると、変化することに何のためらいもなかったように思えます。30歳で独立開業した時も失敗することなど、全く考えることなく、全く恐れることもなく、ただただ、根拠のない自信を持ち、必ず何とかなるだろうと、設計事務所を始めました。リスクを取って、好んで変化を求めていたように思えます。

 

それが、歳を重ねるに従って、家族が増え、スタッフを雇い、いつの間にか、現状維持を望むようになり、現役引退までこの状態が続けば、幸せと考えるようになっていました。

でも、ふと気が付きました。よく言われるように、現状維持を目指していては必ず衰退すると。自分自身の成長がなくては、現状を維持することも出来ない。今こそ、変化が必要です。

 

自分自身で変化を求めることは大変、エネルギーのいることですが、元号が平成から令和に変わる今は、何か新しいことを始めたり、挑戦したりということを誰に対しても、後押ししてくれるような気運があります。

 

まだ、どのような変化が自分にとって、必要なのかは、見えていない部分もありますが、多くの人と出会い、人間力を磨き、積極的に自分自身の内面や環境を変えていこうと思っています。

 

小さくまとまらず、令和時代のスタートを切ろうと思います。

 

#年越しそば

 


 

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令和に引き継ぎたい平成の名言10

朝、リビングで新聞を読んでいると、「令和おめでとう!」と元気よく、妻が起きてきました。「明日からだよ。」「あっ、そうか。」・・・平成最後の日を迎えました。いろいろなことが起こりましたが、個人的には良い時代だったと思います。そして、令和の時代は、もっと良くなることを願い、私もそのように努力したいと思います。

リビング

 

平成の時代、多くの言葉が残されました。個人的に印象に残っている名言を書き留めておきたいと思います。

 

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くだだひとつの道だと思っています。」(メジャーリーガー・イチロー選手、試合後のインタビューの言葉)

 

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」(堀江貴文氏が送った近畿大学卒業式のスピーチ)

 

「自信をなくした人は、他の人の自信を奪ってしまうことがある」(植松電気・植松努氏のTEDより)

 

「2番じゃダメなんですか?」(事業仕分けの会議で民主党蓮舫議員の言葉)

 

「自分で自分をほめてあげたい」(アトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子さんの言葉)

 

「成功の反対は失敗ではなく、やらないこと」(佐々木典夫サッカー日本女子代表監督の言葉)

 

「清志郎、あなたとの思い出に、ろくなものはございません。」(甲本ヒロトさんから忌野清志郎さんへの弔辞)

 

 「七割の勝算があれば、私は戦います。」(ソフトバンクグループ創業者・孫正義氏の言葉)

 

「牛乳を飲む人より、牛乳を配る人のほうがよっぽど丈夫だ」(女子マラソン小出義雄監督の言葉)

 

「苦しい時は私の背中を見て」(なでしこ澤穂希選手が劣勢の試合中にチームメートを鼓舞した言葉)

 

【関連記事】

「平成の自分を振り返ってみる」

 

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