賃貸マンションだと、退去時に現状復帰をしないといけないので、なかなかリフォームするわけにはいかないのですが、それでも、方法がないわけではありません。
たとえば、キッチン扉。
市販のカッティングシートを使えば、わりと簡単に自分らしくリフォームすることができます。
現状のキッチン扉はこんな感じ。20年前の製品です。
ウッド調なのにツルビカな素材感がアトリエ橙っぽくないので、少しでも本物の木に近づけるため、リフォームしたいと思います。
今回、使用したのは、サンゲツのカッティング用シート「リアテック」REAL WOOD EXTRA Oak リアルウッド エクストラ オークRW-4001です。定価は9600円/mですが、実勢価格は4000円/m前後で購入可能です。シートの材質にこだわらなければ100均ショップでも売っています。
- まずは、ドライバーでスライド丁番のネジを緩め、扉を取り外し、汚れを丁寧に拭きとります。特に、吊り戸棚の扉は油で結構、汚れています。さらに、作業がしやすいように、取っ手も外します。
- 扉の大きさより、ひと回り大きくカッティングシートをカットします。
- 裏紙を剥がしながら扉に貼っていきます。この時、空気が入らないように、ヘラで空気を抜きながらゆっくり貼っていきます。厚さが薄いカッティングシートだと、この作業がなかなか大変なようですが、リアテックは厚みが0.2ミリと比較的、厚いので、空気が入りくく作業は簡単です。
- シートを貼り終えたら、扉を裏返し、カッティングボードの上に置き、余分なシートをカッターで切り落としていきます。
- 完成です。凹凸感があるので、木目の質感を感じることができ、見栄えが良くなりました。(好みですが。)取っ手も取り替える予定ですが、現在、ネットで取り寄せ中です。
賃貸でもあきらめず、自分らしい空間を創ってみてはいかがでしょうか?