リフォーム前の洗面所は、大小、大きさの異なる窓が2つあり、それらをデザイン的に解決する必要がありました。また、その2つの窓により、断熱性が損なわれ、お風呂上がりの寒さも大きな問題となっていました。
↓ 2つの窓を隠すように、3枚の木製建具でデザインをまとめ、同時に断熱性能を高めました。3枚の建具は、中央に鏡扉、左右はタモ柾目の板扉としています。
↓ 3枚の建具は、2本のレールの上を左右に動かすことができます。例えば、中央の鏡扉を右側に動かし、顔を洗う人の横で、お化粧をしたり、ドライヤーで髪を乾かすことができます。
↓ 扉をずらせば、後ろの窓が現れ、採光と通風を得ることができます。3枚の木製建具が、断熱と採光、通風、目隠し、使い勝手の向上、デザインの統一という6つの役割を果たしてくれることを期待しています。