〜今日はスタッフブログの日です〜
先日、10数年の付き合いがある友人に頼まれ、
その友人が働いている建物について文章を書く機会がありました。
友人の職場はとある著名な建築家による設計で、
建物を見学するためだけに訪れるお客様もいらっしゃるようです。
建築の道を志してから、何処に行ってもついつい建築物の方を
まじまじと見てしまいますが、
その面白さを他の人に伝えるのは難しい…と改めて感じました。
こんな時によく思い出すのは自分が通っていた専門学校の先生方です。
学校では定期的に国内外の有名建築をスライドショー形式で見せながら
横で先生が解説してくれる…という授業があったのですが、
その解説がとても面白かったのです。
本やインターネットで見られるような知識だけではなく、
先生ご自身がその建築を見て、なかを歩いて、
どのようなところに魅力を感じるか…を生き生きと語って下さる授業でした。
先生の話を聴きながら、
「良い作り手になるには、まず良い鑑賞者にならないと!」
と思ったものでした。
そんなことを考えながら、
調べたこと、知っていたこと、少しだけ自分の主観も挟みつつ、苦戦しながら書いた文章。
友人に送ってみたところ、
「面白い!」と喜んでもらえました。
嬉しくて、思わずこちらが「ありがとう!」と返してしまいました。
miharu