またひとつ、余韻の残る映画に出会えました。
「真夜中のゆりかご」デンマーク映画。
大切な者を喪った狂気。
彼の動機は、刑事としての正義感と捉える人も多いと思うが、
本当の動機は、正義感でもなく、喪失感でもなく、
愛する妻を守りたい、支えたかったのだと思う。
そう考えると、あらゆるシーンが理解できる。
そして、その犯罪心理を理解、共感できてしまうのが、
この映画の本当の怖さかと思う。
ラストシーンがすごく良かった。
二本立てのマミーも、観たかったけど、
真夜中のゆりかごの余韻が強烈で、映画館を後にしました。