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昨日は、午後から「高尾の家」設計打合せ。
主題の一つは、照明計画のご説明。
照明計画の打合せの際は、照明器具や配置の説明の前に、
必ず、「色温度と人間の生理」というお話しを少しだけさせて頂いています。
「色温度とは、光源が持っている固有の光色を数字に置き換えたもので、
単位はK(ケルビン)であらわします。
赤みを帯びた光色ほど低い数値、青みを帯びた光色ほど高い数値で表されます。
例えば・・・
ろうそく(1900K) 白熱灯(2800K)
蛍光灯(4000〜5000K)
日の入り(2500K) 正午の太陽光(6000K)
低色温度照明では、交感神経の活動水準が低く保たれ、
ストレスの低減に好ましい状態となります。」
ちょっと専門的な用語もあって、ややこしいので、
さらっと説明するだけですが、要するに、
照明計画は、エコとか電気代だけで考えるのではなく、
人間の生理にあった照明計画を行なうことが大事ですというお話し。
照明ぐらいは、効率性重視ではなく、
くつろげる家、やすらげる家を創りましょうというご提案。