「上弦の月」
月が与える影響として、
代表的なものは潮の満ち引きです。
月が真上にある海上では、月の引力によって
海水が持ち上げられ、満潮となります。
また、人間の血液の塩分濃度が海水とほぼ同じであることから、
月の満ち欠けは人間の生理機能にも影響を与えると考えられています。
例えば、出産。
新月から満月に移り変わる時期は、
血の巡りがよくなり、生命力がみなぎるため、
赤ちゃんが産まれることが多いそうです。
ウミガメの産卵も有名ですね。
一方で、重大事故や放火も満月の夜に多いそうです。
これは、月が満ちていく時は生命力がみなぎると同時に、
精神面も短気になったり、怒りっぽくなることが多いためと
考えられています。
月の満ち欠けと人間の生理機能、
何とも神秘的です。
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