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【第3回】整理収納の視点で見る造作家具 洗面所編

~今日はスタッフブログの日です~

 

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整理収納や家づくりにおいて意識したいことのひとつに、

「動線」

というものがあります。

動線は、人が生活するときに家の中を移動するルートのことです。

家事をする際は動線が短いほうが楽になります。

 

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「富士見の家」は洗面所とバルコニーが同じ2階にあります。

洗濯機の前で洗濯物を仮干しして、そのままバルコニーに持っていくのが効率的。

ということで、富士見の家の洗面所には仮干しできるスペースを2か所つくっています。

 

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上部の棚板はハンガー類用。頭がぶつからず、手が届く高さに設置しています。

 

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洗濯機前には天井物干し金物を。

こちら、二か所に取り付けてパイプを渡すのがオーソドックスな使い方ですが、

1か所だけ付けて角型ハンガー用にしています。

 

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また、洗濯物だけでなく、掃除に使った布巾や、

バスタオルなどが干せるステンレスパイプもそこかしこにあると便利です。

 

 

また、洗面台の下を造作収納にして、扉部分を棚板と同じタモの化粧材で仕上げています。タモはフローリングに用いられたナラ材とも色味が近く、洗面所全体が木に囲まれた、あたたかみのある空間になります。

 

それぞれの家庭で家事のこなし方は異なりますので、家事のしやすい設計には様々な正解があります。
使い勝手の良い洗面所をつくるために、まずは「洗濯をするときの動線」「濡れたものを干すスペースはどれぐらい欲しいか」を振り返ってみるのがおすすめです。 

 

miharu

 

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