先週末は、「大泉の家」工事請負契約でした。
一般的に、ハウスメーカーや工務店と家を建てる場合は、
1本の契約となりますが、
設計事務所+工務店で家を建てる場合は、
建て主さんと設計事務所で、設計監理契約、
建て主さんと工務店で、工事請負契約という
2本の契約を結んで頂くことになります。
この2本の契約という点がとても大切です。
1本の方がわかりやすいというメリットもありますが、
設計と工事が分かれて2本の契約になるということが、
設計事務所に依頼して頂く最大のメリットだと考えています。
つまり、設計者が、工事会社とは独立した立場で、
客観的に、コストや品質をチェックできるということです。
工事会社の中の設計者、あるいは、工事会社の下請けの設計者では、
時に、そのチェックが甘くなることがあります。
設計者が、第3者の立場にあるということが、
家づくりを進める上では、とても大切なことだと考えています。
もちろん、それは、建て主さんの利益や安心に繋がることです。
設計事務所に依頼して頂くメリットは、
デザイン面だけというわけではありません。
少しでも多くの方に、品質やコスト面でのメリットを
正しく知って頂けることを期待しています。
さて、明日は、いよいよ地鎮祭です!
建て主さんのワクワクした気持ちを
工事関係者の皆さんと共に、
これから丁寧に形にしていきたいと思います。