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「成田東の家」のクライアントは、
実は７年前に設計した賃貸住宅「Ｆ−ＨＯＵＳＥ」の
クライアントでもあります。
７年後に再び設計を依頼して頂いたことは、
いろいろな意味で、大変、嬉しいことです。
クライアントは、今回、ご自宅を建て替えるにあたって、
タイミングよく空き室になった「Ｆ−ＨＯＵＳＥ」に
仮住まいをされることになりました。
通常の住宅であれば、１年点検などで、
その後の建物の様子を拝見させて頂くことができるのですが、
賃貸住宅の場合、なかなかそのような機会がありません。
「Ｆ−ＨＯＵＳＥ」に関しては、
心の片隅でいつも、「その後」が気になっておりました。
しかし、今回、思いがけず、
クライアントが入居されることになり、
幸いにも、その機会を得ることができました。
上棟式の後、お邪魔した「Ｆ−ＨＯＵＳＥ」は、
懐かしい我が家のような錯覚を覚えます。
建物の傷みも不具合もなく、
大切に使われている様子がわかり安心しました。
クライアントご夫妻にも、
「新築の家みたいです。
玄関に入るとまだ木の香りがするんですよ。
こんなに快適だとは思いませんでした。
掃除もしやすいんですね。
合理的に出来ていて暮らしやすいです。
窓から見える隣りの借景は絵画みたいだし、
お風呂から眺める夜空もきれいです。
このまま、ここで住んでもいいくらい。（笑）」
と言って頂き、ほっとひと安心。
ようやく、「Ｆ−ＨＯＵＳＥ」の仕事に
気持ちの上でのひと区切りが付きました。
ご自宅となる「成田東の家」では、
さらに快適な暮らしができるよう
信頼とご期待にしっかりとお応えしていこうと思っています。
