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マンションスケルトンリフォーム特集 その9

■中古マンションの選び方5


「購入前に入手しておきたい資料・情報」



内覧を繰り返し、「本命」の中古マンションが見つかったら、
不動産屋さんに依頼して、以下の資料・情報を入手しましょう。



「管理規約」
特にリフォーム工事に関する規約は重要。
フローリングが不可というマンションもあります。
フローリングが可という場合でも、ほとんどの場合、
LL45など遮音性能の規定が決められています。


修繕積立金の滞納」
マンション全体で滞納金があるかないか。
ある場合は、何世帯ぐらいかをチェック。
その割合が多い場合は購入を控えましょう。


「長期修繕計画書とその履歴」
本来、行なうべき修繕計画がきちんと行なわれているかどうか。
計画に対して、修繕積立金が著しく少ない場合は、
築年数に関わらず、マンション全体がスラム化していく
可能性があります。


「登記簿」
登記簿上の所有者と売主が一致しているか。
抵当権が設定されたままになっているか。
設定されている場合は、売買契約を結ぶ日までに
抹消されることを不動産屋さんに確認しましょう。


「現況施工図面」
ほとんどの場合は、管理人室に常備しています。
ケルトンリフォームを行なう場合は、
この図面を手に入れることが必須です。
しかし、読み取るには専門的な知識が必要なので、
できれば、この頃までには、依頼する設計者を決めて
同行をお願いするとよいでしょう。
売買契約前には、図面のコピーが許されず、
閲覧のみというケースもあります。


「近隣住民」
両隣り、上下階の世帯がどんな方なのか、
さりげなく売主や管理人さんから聞き出しましょう。
リフォーム工事をする上でも、
その後、生活する上でも、大事なチェック項目です。



【マンションスケルトンリフォーム特集】
その1 「住むための住まい」から「楽しむための住まい」へ
その2 「マンションスケルトンリフォームとは・・・」
その3 「スケルトンリフォーム事例紹介」
その4 「中古マンション購入+スケルトンリフォームのメリット」
その5 「中古マンションの選び方1」
その6 「中古マンションの選び方2」
その7 「中古マンションの選び方3」
その8 「中古マンションの選び方4」
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