今回は、アトリエ橙(だいだい)の設計においてたびたび登場する「ヌック(nook)」について、実際の設計事例とともにご紹介したいと思います。
ヌックとは、建物の中にある小さなくぼみや半個室的な空間のこと。リビングの一角や階段下、窓際などに設けることが多く、家の中に「ちょっとこもれる」「落ち着ける」場所をつくることで、暮らしに豊かさと余白を生み出します。
★設計事例01
リビングと和室(扉の向こう側)の境に設けたヌック。袖壁、垂れ壁、ルーバー天井で籠り感を演出。

★設計事例02
リビングの横に小スペース。小上がりの上に布団を敷けば、寝室にも活用可能。

★設計事例03
緑が見える窓際に小さな籠り部屋。ちゃぶ台を置いて、カフェスペースに。

★設計事例04
リビングのコーナーに小上がり付きのスペース。袖壁にはステンドグラス入りの3連小窓。

★設計事例05
階段下の省スペースを利用した勉強コーナー。将来、ペットを飼う場合は、ペットのための居場所になる予定。換気窓付き。

★設計事例06
ピンスポットのダウンライトが印象的な籠り部屋。

★設計事例07
階段室の裏側の余白を利用したヌックスペース。工事中も、職人さんの休憩場所として人気でした。

ヌックの魅力とは?
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空間に“余白”ができる
家全体の動線や用途が固定されすぎず、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。 -
家族それぞれの居場所になる
リビングやダイニングとは違った、パーソナルな空間があることで、自然と“ちょうどいい距離感”が生まれます。 -
設計の遊び心を活かせる
潜り込むような入り口、小さな窓、床や天井の素材の切り替えなど、遊び心のあるデザインが可能です。
住まいに、小さな余白と、大きな心地よさを。