さて、仕事初めです。
昨年は、少々、忙しかった感がありますが、
それでも、がむしゃらに働いたという感じではありません。
時間的にも精神的にも、常に余裕があったような気がします。
私の場合、がむしゃらに働くというのはどうも苦手なので、
今年も余裕を持って、仕事に取り組みたいと思っております。
住宅の設計というのは、生活の場を機能的にデザインしていく仕事ですので、
あらゆる細かいことに神経を行き届かせられる気持ちの「余裕」が必要と考えます。
同時に自らが「生活者」の「視点」を獲得し続けることが大事だと考えています。
仕事が忙しすぎて、家事や育児がおろそかになってしまっては、
「生活者の視点」は失われ、「設計者の視点」のみで、
住宅が作られて行ってしまいそうです。
完成写真は素晴らしいけど、住んでみると生活しにくい家では困ります。
今年も、昨年同様、「普段着の住宅」を目指して、
設計活動を進めて行きたいと思っております。