今年は、エアコンをつけっ放しにすることが多い夏でした。
昨年までは何となく抵抗があったのですが、新型コロナと熱中症を警戒する今年は躊躇なくつけていたような気がします。
結果、夜はよく眠れ、夏風邪になることもなく、健康に過ごすことが出来ました。
ここ数年、電気代の観点で、冷房をつけっ放しにした方が良いか、こまめに消した方が良いかという議論がよく聞かれるようになりました。実際に検証した方も多いようですが、結果は五分五分のような印象を持っています。
当然のことながら、条件によって、どちらが良いかが決まってくるかと思うのですが、個人的な見解としては、①エアコンが比較的新しい省エネ設計のタイプの場合 ②マンションか、断熱性の高い戸建住宅の場合 この2つの条件が揃っていれば、エアコンはつけっ放しの方が良いと考えています。
それともうひとつ、エアコンをつけっ放しにする利点があります。それは、エアコン内のカビの繁殖を抑えることができるということです。
冷房はオフにした後、エアコン本体やドレイン管の中に水が溜まってしまいます。この水がカビの繁殖に繋がります。
これを防ぐために、最近のエアコン機種は、冷房をオフにした後、送風モードに切り替わるのですが、結果として湿度をまた上げてしまいます。夜中に、1時間タイマーで冷房をつけたり消したりしていることは、エアコン本体にとっても、寝る人にとっても、効率の悪いことなのです。
我が家では、もう少しの間、エアコンをつけっ放しにしておこうと思います。