〜今日はスタッフブログの日です〜
今日は上野にある東京都美術館で開催中の
「ハマスホイとデンマーク絵画展」を見に行ってきました。
ハマスホイは19世紀後半にデンマークで活躍した画家で、
自身の暮らすアパルトマンの内観を描き続けたことで有名です。
画面に入れる家具や人物は出来るだけ控え目にして、
ドアの向こうに広がる空間や窓から入る光など、
建物本体の魅力に焦点を合わせた絵を多く描きました。
静謐、という言葉がぴったりな作品は現代においても人気が高く、
会場には老若男女様々な方が訪れていました。
私自身、数年前から「いつか日本で大規模な展示をやってほしい」と思っていた画家だったので、
今回こうして見られるのがとても嬉しいです。
美術館巡りは純粋な趣味ですが、
やはり空間の魅力を描こうとする絵画は職業的に興味をそそられます。
同時代に活躍したデンマークの画家の作品も豊富にあり、
デンマークの美術史にも詳しくなれる展示です。
また、今回はお土産グッズが大変好評のようです。
去年のクリムト展もグッズが人気で品薄状態が続いていたので、
東京都美術館のグッズ担当者さんは凄い方なのかもしれません。
Miharu