〜今日はスタッフブログの日です〜
今年の年明け、大掃除をした所長からお下がりで本を頂きました。
宮脇檀さんの著作です。
最近はこの本を行き帰りの電車の中で読んでいます。
平成五年発行、とのことであまり最近の本ではありませんが、
今ご活躍されている建築家の方々もよくおっしゃる
「こういう風にするといいよ」
というお話が、宮脇さんがこの本に書かれていることそのままであったりします。
「とにかく他の人と違うものを」「少しでも新しいものを」
と前のめりになりがちな社会の中で、
人の生活スタイルもどんどん変わっていきますが、
人が感じる「暮らしやすさ」の根っこの部分というのは、
案外ずっと変わらないものなのかもしれないなぁと思いました。
逆に、二十年経っても通じるということは、
その良さが実証されている訳で…。
改めて、宮脇さんが日本の住宅デザインに与えられた影響の大きさを感じます。
miharu