この段階で、把握しておきたいことが、家づくりにかかる費用の内訳。
特に、諸費用と呼ばれるものがいくらかかるのかということ。
諸費用については、正確に把握するのが、なかなか難しいものです。
諸費用の内訳としては、以下のような項目があります。
☆土地に関わる諸費用
仲介手数料
収入印紙
所有権移転登記費用
固定資産税精算金
☆建物に関わる諸費用
工事契約の収入印紙
滅失登記費用
建物表示登記費用
所有権保存登記
☆住宅ローンの諸費用
ローン契約の印紙税
融資事務手数料
融資保証保険料
融資手続き代行料
団体信用生命保険料
火災保険料
抵当権設定登記
☆その他の諸費用
水道負担金
確認申請・完了検査申請料
敷地・地盤調査費用
引越し費用
エアコン費用
仮住まい費用
地鎮祭初穂料
上棟式祝儀・土産代
近隣挨拶費用
項目だけでも、上記のように、たくさんあります。
これらの金額を把握することが難しい理由としては、
支払う先がそれぞれ違うということです。
不動産会社、銀行、司法書士、土地家屋調査士、測量士、
保険会社、確認審査機関・・・などなど。
つまり、誰かに聞いても、他のことはわからないというのが実情です。
しかし、これらの総額は、200万〜500万という大金です。
最初に予算組みしておかないで、後から気づいて、
あわてて資金繰りをするという事態は避けたいものです。
おおよその目安としては、全体予算の5〜8%程度と言われています。
可能であれば、この予算組みの段階で、家づくりの依頼先を
決めておき、相談しながら進めることをお奨めします。
つづく。