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家づくりを思い立ったら 資金計画編その9

この段階で、把握しておきたいことが、家づくりにかかる費用の内訳。
特に、諸費用と呼ばれるものがいくらかかるのかということ。
諸費用については、正確に把握するのが、なかなか難しいものです。


諸費用の内訳としては、以下のような項目があります。


☆土地に関わる諸費用
仲介手数料
収入印紙
所有権移転登記費用
固定資産税精算金


☆建物に関わる諸費用
工事契約の収入印紙
滅失登記費用
建物表示登記費用
所有権保存登記


☆住宅ローンの諸費用
ローン契約の印紙税
融資事務手数料
融資保証保険料
融資手続き代行料
団体信用生命保険
火災保険料
抵当権設定登記


☆その他の諸費用
水道負担金
確認申請・完了検査申請料
敷地・地盤調査費用
引越し費用
エアコン費用
仮住まい費用
地鎮祭初穂料
上棟式祝儀・土産代
近隣挨拶費用


項目だけでも、上記のように、たくさんあります。
これらの金額を把握することが難しい理由としては、
支払う先がそれぞれ違うということです。


不動産会社、銀行、司法書士土地家屋調査士測量士
保険会社、確認審査機関・・・などなど。


つまり、誰かに聞いても、他のことはわからないというのが実情です。
しかし、これらの総額は、200万〜500万という大金です。
最初に予算組みしておかないで、後から気づいて、
あわてて資金繰りをするという事態は避けたいものです。


おおよその目安としては、全体予算の5〜8%程度と言われています。
可能であれば、この予算組みの段階で、家づくりの依頼先を
決めておき、相談しながら進めることをお奨めします。


つづく。


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奥山裕生設計事務所