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珪藻土壁と無垢フローリングの気持ち良さ


仕上げ材の提案をする時に、よくお奨めする
素材が珪藻土の壁と無垢の床材です。


一般的な住宅に使用されるビニルクロスと合
板フローリングなどのいわゆる「新建材」と
は、全く異なる素材です。


その違いは、第一に有害物質を含まない健康
素材であること、第二に調湿性があること、
そして、何より「気持ちがいい」ことです。


気持ちの良さというのは、なかなかお伝えす
ることが出来ないので、実際に住み始めた方
の感想を聞いてみることにしました。
「成田東の家」のご主人から寄せられた声で
す。



「設計を依頼する前は、内壁はクロスに一部
板張りと思っていましたが、珪藻土の塗り壁
の提案があり悪くはないと思い選択しました。


住んでからの実感は、均質なクロスに比べ、
左官屋さんのコテ仕上げの凹凸や塗壁の厚さ
の質感が良く、気持ちを和ませてくれます。


照明や差し込む光で生じる光と影の表情の豊
かさ、床材や建具の木材との調和がクロスに
ない豊かさを感じます。


床の無垢フローリング(くり材)は、カーペ
ットに慣れていると硬さに抵抗がありますが、
カーペットに比べ清潔感があり、素足の感じ
が夏は涼しく、冬は床暖房をしているリビン
グでは温かさが直に伝わります。


家では靴下を履かない生活をしています。」



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