5月末にご提案する計画の間取りを毎日、検討中。
「間取り」の「間」とは、もともとは、柱と柱の「間」のことを言います。
柱と柱の距離、1間(いっけん)は6尺(1820ミリ)、半間(はんげん)は3尺(910ミリ)を表します。(ちなみに、1坪は、1間×1間の面積。)
日本の木造住宅は、この1間とか、半間のモジュールに合わせて、「間取り」を考えるのが基本です。建築材料の合板やボードのサイズも、910ミリ×1820ミリなどの規格寸法で流通していますので、その方が経済的に家づくりができます。
もちろん、住まい方(例えば、幅の広い廊下が必要など)によっては、モジュールを崩して考える必要があることもあります。これを「間崩れ(まくずれ)」と言います。間崩れの間取りは、建築費が嵩んだり、構造にも影響を与える場合がありますので、その影響を最小限に考えて、より慎重に計画することが大切です。
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