今日は、プランニングの検討。
プランニングというと、間取りの検討と思われがちですが、立面や断面、構造や設備、照明、収納、外構、法規、コストなどを同時に頭の中で検討しながら、間取りを考えます。
間取り(平面)を先行して考えてしまうと、後から、目立つところに柱が必要とか、設備配管を通すためのスペースが必要とか、外観正面にエアコンのダクトが出てきてしまうなど、いい設計になりません。
さらに、照明や収納に関しては、後回しにしてしまうと、適切なところに適切な配置ができず、暮らしやすさに影響が出てきてしまいます。
無数の要素を同時並行的に考えながら、プランニングを進めます。なかなか、大変な作業ではありますが、設計業務の中で、一番楽しい工程かもしれません。