リノベーションのもう一つのテーマは、「お互いが自分の時間を大事にできる家」でした。在宅勤務が増える中で、家族の距離間というのはとても大事な問題になってきました。
コロナ前の家づくりは、家族のコミュニケーションが大切とされてきましたが、コロナ禍となり、実は家族だからこそ、自分の時間、自分の空間が大切であることに皆が気づき、家づくりも変わってきたようなところがあります。
今回のリノベーションでも、一人で過ごせる場所、あるいは、二人で語らう場所、家族で集う場所をいくつもつくることを意識して設計しました。
▼リビングの裏側に書斎
ご主人の書斎やお子さんの秘密基地、奥様のこもり部屋、小上がり、食卓空間など、あちらこちらに居場所を散りばめています。
▼リビングの片隅に秘密基地