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「富士見の家」照明計画の解説その6「ダイニングの壁を照らすブラケットライト照明」

ダイニングの壁を照らすブラケットライト照明

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壁に取り付ける照明器具をブラケット照明といいます。

ダウンライトやシーリングライトが主に床面(水平面)を照らすのに対して、ブラケット照明は壁面(鉛直面)を照らします。

一般的に照度というと、水平面の照度のことを言いますが、実は、鉛直面を照らす方が、「明るさ感」は増します。日常生活の中で、人間の目は、床面を見ている時より、壁面を見ている時の方が圧倒的に多いからです。

ブラケット照明は、空間の明るさ感を補う時に有効です。

下は、他物件の事例写真ですが、珪藻土仕上げなどの場合、ブラケット照明を用いると、壁面の陰影が浮かび上がり、美しい表情を見せてくれます。

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次回は、「寝室の配線ダクトレールとスポットライト照明」です。


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