~今日はスタッフブログの日です~
ウェアハウス川崎というゲームセンターがあります。
かつて香港にあったスラム街「九龍城砦」をモデルにした内装が話題となり、
MVのロケ地として頻繁に活用されるなど、
ゲームセンターらしからぬ注目を集めていましたが、
11月17日に惜しまれつつ閉店しました。
先日、仲間内で「閉店前に中を見てみたい人集まれ!」と集合がかかり、
私も友人と遊びに行ってきました。
以前訪れたときは撮影禁止だったのですが、
いつの間にか撮影OKになっていたようで、
良いカメラをお持ちの方があちこちに…。
改めて見ると、メインの吹き抜け空間は
実際立ち入ることのできないバルコニーの奥行きや外廊下なども
それなりにしっかりと作られており、
相当力を入れて設計されていることがわかります。
写真は、3階から吹き抜け対面の壁を撮ったもの。
写っている範囲は、ゲーム機もなく、立ち入ることもできない「装飾」です。
友人たちも熱心に中を歩き回り、
そして、歩き回るついでにゲーム機でも遊んでおり…
しっかりお金を落としている印象でした。
ファンタジーで人を魅了するにはリアリティが大事だと感じました。
元になった九龍城砦も既に取り壊されていますが、
その規模や過密さから、建築学的にも貴重な例として捉えられているようです。
miharu