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建物にメンテナンスが必要なように、
実は住宅ローンにもメンテナンスが必要です。
借りる時は、不動産契約のスピードに押され、
勢いで住宅ローンを借りてしまう状況が多いかと思いますが、
住み始めて、生活も安定してきたら、
住宅ローンも一度、振り返ってみてはいかがでしょうか？
預金残高に余裕ができた場合は、
繰上げ返済を検討してみましょう。
繰上げ返済は、早い段階であればあるほど効果があります。
ローン残高が多いほど、金利返済額が少なくなるからです。
ローンの設定条件によっては、
１年後に１００万繰り上げれば、
返済金利が１００万少なくなるケースもあります。
金利が借り入れ時より下がってきた場合は、
ローンの借り換えで返済金額を少なくすることも検討してみましょう。
ここ数年、金利は大きく動いていませんが、
それでも、例えば２００７年８月の５年固定の金利は
３．７５％であるのに対し、現在は３．３０％となっています。
他にも月々の返済額を増額して返済期間を短縮したり、
逆に返済が苦しくなってきた時は返済額を軽減する検討も
必要かもしれません。
いずれにしましても、生活が落ち着いたら、
一度、住宅ローンを見つめ直し、
知らなくて損をすることがないようにしたいものです。
