4か月ぶりに、整理収納アドバイザーの方向けのセミナー「整理収納の視点から見る家づくり」を開催。今回も、受講して頂いた方たちは、整理収納の世界で活躍されている有名な方ばかり。
開催するたびに、整理収納アドバイザーの方々との交流が広がります。そして、皆さん、強い発信力をお持ちの方ばかりなので、ブログやＳＮＳで見学会やセミナーの様子を伝えて頂くことで、さらにアトリエ橙と整理収納アドバイザーの方々との繋がりが広がっていきます。ありがとうございます。
毎回、活躍される整理収納アドバイザーの方々から学ぶことの多いセミナー講座。引き続き、開催していきたいと思います。
「関町の家」の素材の主役は、やはり左官仕上げ。
外壁は、モルタル下地ジョリパット仕上げ。本来、左官は硬いものですが、美しいコテ跡によって、柔らかい印象を作り出しています。この仕上げは、いつもの左官屋さんのオリジナルなので、他の左官屋さんにお願いすることは難しい仕上げかもしれません。
室内は、珪藻土。こちらは、アトリエ橙がいつも左官屋さんにお願いしている仕様。
調湿性を生かすために、木ゴテで荒らし、表面積を大きくしています。ただ、荒らしただけでは、居住空間としては主張し過ぎるので、表面を金ゴテで軽く抑えています。ヘッドカットと言います。微妙な凹凸感が生まれ、照明を当てると陰影が美しく浮かび上がります。
左官の仕上がりは、建て主さんにも大変、喜んで頂きました。
「人の手だからこそ、しかし人の手によりこれほどまでに絶妙な柔らかさを表現できるものなのか、と驚きと敬意の気持ちでいっぱいです。」
午前中、髪を切るためにROSSOへ。
今月は田端店。（毎月、川口店、北赤羽店、白山店、田端店を不定期にまわっています。）
全ブースが半個室化している田端店。
「新型コロナの影響、どうですか？」
「ＲＯＳＳＯはあまり、影響ないですね。お客さんに言われるんですよ。『この店の設計、すごいね。ソーシャルディスタンスを先取りしているもんね。コロナを予測していたのかね？』って。」
「そういうことにしておいてください。（笑）」
「関町の家」のご家族は、みなさん、卓球好き！
ということで、リビングに国際規格の卓球台を置けることが、間取りの優先順位の最上位（？）にありました。リビングのフロアに廊下のスペースを設けていては、スペース的に厳しいので、リビングイン階段を採用しました。
また、卓球台の置き場をわかりやすくするため、照明のダクトレール（天井付け）を卓球台の大きさに揃えています。観客席も設けました。ロフトへの階段（写真左）と窓際の長いカウンターベンチ（写真右）です。背もたれ兼コーヒーカップ置き場も。
皆さんが、笑顔で卓球をされる光景を思い浮かべながら、設計していました。
お引越しをされて、まもなく１週間。ご家族で卓球を楽しまれている頃でしょうか？落ち着いた頃、写真撮影にお伺いする日を楽しみにしています。
先週末は、非常勤講師を務めている学校の卒業式。
「これから、アトリエ事務所に勤めて、大変なことも辛いこともあるでしょう。でも、自分を見失うことなく、建築を好きという気持ちを大切にすることを忘れないでください。卒業おめでとう！」
～今日はスタッフブログの日です～
先日、「関町の家」お引渡しが無事完了いたしました。
お引渡しの日は良いお天気で、家のそこかしこに入る光を楽しめる一日でした。
工事の思い出を建て主さんにお伺いしたところ、手おこしで行った建て方が印象的とのことでした。重機を入れずに手作業で柱や梁を持ち上げる様子、そして職人さんが笑顔を絶やさずテキパキと動いている姿は、私も心に残りました。
現場監督さんも、建て主さんご一家が現場に見学にお越しくださり、沢山反応を戴けたことが、職人さん達の励みになりました、ということでした。
建て主さんと現場の皆さんのお力のもと、素敵なお家が出来上がったと思います。
ありがとうございました。
miharu
