家は買うものではなく創るものですBLOG

デザインのある暮らし 無理のない暮らし 自分らしい暮らし

「目黒本町の家」現場報告その15

通常、木造住宅の現場は、新築住宅の場合でも、大工さんは一人か二人で造り上げていくものですが、目黒本町の現場では、なんと3人体制! これまで20年以上、現場監理をしてきましたが、3人体制は初めての現場です。何とも贅沢な布陣です。しかも、3人の大工さんとも腕がよく、コミュニケーションも取りやすい職人さん達です。

目黒本町の家

大工工事も終盤に入り、打ち合わせの内容も細かくなってきました。
「巾木や付け框をどう納めていくか?」「廻り縁の断面寸法を変更した方が納まりがよいのでは?」「袖壁の見切り材はどこを通す?」「既存の障子を再利用するための木枠はどう納める?」などなど。

大工3名+監督+設計者2名で、お互い知恵を出し合い、よりよい住宅になるよう、打ち合わせを進めていきます。こういう現場での打ち合わせを重ねることが、図面以上のレベルでの家づくりに繋がっていきます。やはり、現場はコミュニケーションが大切です。

www.yusei-arch.com

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村

練馬図書館に行ってきました

~今日はスタッフブログの日です~

 

今日は調べものをするため、事務所から徒歩数分の練馬図書館へ。
区役所の近所という立地の良さもあってか、平日でも賑わっていました。
町の中心に図書館があるというのは、やはり良いですね。

 

建築関係の専門書も、一般書店並みにあります。
アトリエ橙の事例が掲載された「しあわせ間取り図鑑」も発見!

f:id:yusei2000:20190213124543j:plain

 

手に取って本を眺めたい気持ちになりましたが、
お仕事中なので、後ろ髪をひかれながら調べものだけ済ませて事務所に戻りました。

今度お休みの日にでもじっくり過ごしてみたいと思います。


miharu

 

www.yusei-arch.com

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村

7月1日は建築士の日

建築士

今日は、建築士の日です。
昭和25年7月1日に建築士法が施行されたことを記念して定められました。田中角栄氏の議員立法により、成立した法律です。戦後、多くの住宅が必要とされていた時期に、「悪徳業者に騙されてはいかん。」と国家資格を定めたことは大きな意味を持つ法律だったと思います。


現代の状況において考えると、新築住宅は減り、リフォーム物件が増えていく傾向にあります。しかし、リフォーム工事は、ほとんどの場合において、建築士を持たなくても、無資格で設計できるのが現状です。そのため、一部のリフォーム案件では、間取りを優先するあまり、構造の知識がないまま、都合よく柱や筋交いを撤去して構造的に改悪してしまっているケースをよく見聞きします。リフォームの設計においても、建築士資格を必要とするか、あるいはリフォーム建築士という新たな資格の創設を検討してもよいのではないかと個人的には考えています。


建築士の今日、改めて、建築士の持つ大きな責任を胸に設計活動を続けていきたいと思います。

余談ですが、建築士を取得すると、「建築士の登録番号1番って誰か知っている?田中角栄なんだよ。」なんて話をよく聞かされるのですが、これはデマのようです。田中角栄氏が建築士を取得していたことは事実ですが、登録番号は1万台というのが真相のようです。 

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村

新規設計監理契約「向原の家2020」

最初にメールを頂いたのは、さかのぼれば5年前。以前からブログを読んで頂いていたそうで、リフォームのご相談にお越し頂きました。ただ、その時は、諸事情により、お役に立てることが出来ず、心苦しく思っていたのですが、昨年、再び、家づくりのご相談にお越し頂きました。今回は、土地探しのご相談から。前回のこともあり、今回は何としてもご夫婦のお役に立ちたいと思い、この1年、土地探しにご協力させて頂き、ついに条件に合う土地に巡り合うことができました。そして、本日、設計監理契約。何とも喜ばしいことです。長年のご期待に添えるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

土地探し

 

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村

リピーターの建て主さん「上町の家」

今日は、ゆっくりとしたペースで進んでいる「上町の家」の設計打ち合わせ。

クライアントは、5年前に完成したマンションリノベーション「FH602」のご家族です。

マンションリノベーションFH602

住宅設計の仕事というのは、なかなか、リピーターのお客さんというのはないものなのですが、今回は、現在のお住まいのマンションとご実家をご両親と交換するということで、ご実家のリフォーム設計のご依頼をお請けしました。

以前に、設計打ち合わせをひと通り経験して頂いているので、コミュニケーションも取りやすく、とてもスムースに打ち合わせが進みます。

 

ただ、入居はお急ぎではないということなので、ゆっくり、じっくり、打ち合わせを楽しみながら、進めさせて頂いております。楽しい仕事です!

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村