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「目黒本町の家」現場報告その15

通常、木造住宅の現場は、新築住宅の場合でも、大工さんは一人か二人で造り上げていくものですが、目黒本町の現場では、なんと3人体制! これまで20年以上、現場監理をしてきましたが、3人体制は初めての現場です。何とも贅沢な布陣です。しかも、3人の大工さんとも腕がよく、コミュニケーションも取りやすい職人さん達です。

目黒本町の家

大工工事も終盤に入り、打ち合わせの内容も細かくなってきました。
「巾木や付け框をどう納めていくか?」「廻り縁の断面寸法を変更した方が納まりがよいのでは?」「袖壁の見切り材はどこを通す?」「既存の障子を再利用するための木枠はどう納める?」などなど。

大工3名+監督+設計者2名で、お互い知恵を出し合い、よりよい住宅になるよう、打ち合わせを進めていきます。こういう現場での打ち合わせを重ねることが、図面以上のレベルでの家づくりに繋がっていきます。やはり、現場はコミュニケーションが大切です。

www.yusei-arch.com

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