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社会全体で子供を育てるという意識

yusei20002014-06-18

子どもを持つ全国の男性ビジネスマン497名を対象に実施した
「男性の育児休暇取得に関するアンケート」の結果(ユーキャン)
を興味深く拝見しました。


男性自身の育児休暇取得に対してはあまり抵抗がなくなってきて、
好意的に受け止められているようですが、一方で、職場の理解が
少なくて育児休暇を取りづらいという状況はまだまだ続いているようです。


育児というのは、オンとオフがなく、
自分の時間というのは、ほとんどありません。
ゆっくり一人でお風呂に入ることもできませんし、
ゆっくりご飯を食べることもできません。


それを女性一人で行うのは、無理があります。
やはり、夫の協力が不可欠です。
さらには、社会全体で子供を育てるという意識が大切と考えます。


最近は、イクメンという言葉も定着してきたように、
男性の育児参加・協力も増えてきているようですが、
さらに一歩進んで、男性が育児休暇を取り、
育児の「手伝い」ではなく、一時的にでも「主体的」に
育児を行ない体験を共有することが、
夫婦間の本当の理解に繋がるような気がしています。


そのためには、夫だけでなく、職場の理解・協力が不可欠です。


男性を社会(会社)から解放し、女性を家庭から解放する
世の中がもっともっと実現していくことを望みます。



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奥山裕生設計事務所