昨夜、NHK教育テレビで放送された
『「この人と福祉を語ろう」−アトリエインカーブ・今中博之さん− 』
引き込まれるように見入ってしまいました。
今中博之さんは、芸術とデザインだけに特化した
通所授産施設『アトリエインカーブ』を設立した方です。
一級建築士でもあるそうです。
まず、アトリエインカーブの建物がカッコイイです。
そこから、興味を持って番組に引き込まれていったのですが、
知的障害者のアーティストの方々が創る作品の素晴らしさ、
今中さん自身の魅力的な語り口やゆるぎない信念に、
すっかり感銘を受けてしまいました。
機会があれば、アトリエインカーブの作品を実際に
見に行きたいものです。
設計事務所のHP
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今中さんの言葉で印象的だったのが、
「デザイナーは、誰か(クライアント)のためにデザインする。
真のアーティストは、自分のためだけに創る。
デザイナーである自分は、アーティストである彼らがうらやましい。」
デザイナーの仕事をけして否定する言葉ではありませんでしたが、
妻と一緒に、「なるほど!」と納得してしまいました。
建築家は、
アーティストになりたいと思っているデザイナーということなのでしょう。
でも、それでいいんだと思います。
「思っている」ことが大事だったりします。