もともと海だった丸の内界隈は、地下水位の高い軟弱地盤です。
そのため、1923年に竣工した旧丸ビルは、
テレビCMでも紹介されているように、
松杭によって支えられていました。
木は濡れたり乾いたりすると、腐りますが、
常に濡れっぱなしだと不思議と腐らないものです。
旧丸ビルを支えていた5000本以上の松杭は、
建物の解体時に驚くべきほど良好な状態で回収されたそうです。
そのうちの1本が、現在の丸ビルの1階ホールに展示されています。
また、同じホールには、当時の面影をしのばす
ファサード(外観)も忠実に再現されています。
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