旅行が好きだったのに、なかなか旅行へ行けない日常となってしまいました。
(中学生の頃から、よく利用していた近畿日本ツーリスト飯田橋ラムラ店が閉店してしまったのもショック。)
ブログのネタも無いので、旅の思い出を振り返ります。
今日は、山形県酒田市。
ある日、思いつくように夜行列車に飛び乗って向かったのは、酒田市の土門拳記念館。
建築家・谷口吉生さんの設計です。一番好きな建築かもしれません。(菊竹さんの名作・スカイハウスと迷う。)学生の頃から、一度は行きたいと思っていた場所です。
特にこの廊下が好きです。太さの異なる列柱と窓によって、暗い展示室から明るい展示室へ導かれる光の空間です。せっかく来たので、10回くらい往復してしまいました。怪しい観覧者。
酒田市は、他にも見どころが多い街です。
ブラタモリでも取り上げられていましたが、酒田は、江戸時代、北前船の寄港地として大変、栄えた街でした。
現在も米蔵として使われている山居倉庫。
この場所は、吉永小百合さんのCMでも有名になりました。
下の写真は、映画「おくりびと」のロケにも使われた「旧割烹・小幡」。酒田市へ行くなら、「おくりびと」を観てから行くと2倍、旅が楽しめます。「もっくんは、ここで働いていたのかぁ。」
最後は、日和山公園からの夕日。
東京に住んでいると、海の方向に日が沈む写真は撮れないのですが、ここからは日本海へ沈む夕日を見ることができます。
以上、酒田市の旅の思い出でした。