リビングの裏側に、3畳半くらいの小上がりを設けました。
1160ミリの高さの腰壁で囲い、籠もり感を作りつつ、上部は解放し、リビングの広がりに貢献しています。
腰壁のコーナーには、書斎としての機能を持たせました。
布団一枚を敷けるスペースも確保しているので、来客時の宿泊スペースとしての利用も可能です。
キッチンやリビングの床とは、330ミリの段差があるので、目線の変化が生まれ、日常の生活に楽しさを作り出しています。
ワンフロアの広いリビングにすることも出来ましたが、小上がりをつくることで、異なる居場所を作り出し、コミュニティとプライバシーを両立できるリビング空間となることを願って設計しました。