建て主さんから、キッチンの面材の選び方について、
「フローリングの色に合わせて、木目調がいいでしょうか?」
というご質問をよくお受けします。
「正解はありませんが、フローリングに本物の木を使っている場合は、木目調の面材は、嘘っぽく見えちゃいますから、あまりおススメしていません。」
とお答えしています。
木に似せているとはいえ、素材感が全く異なるので、フローリングに合わせる必要はないと考えています。シンプルな色、例えば、白とかグレー、紺などの好きな色を選ばれると良いと思います。対面キッチンで、リビング側から見えない場合は、アクセントカラーとして、赤や青を好みで選ばれるのも有りだと思います。
キッチンの面材も、本物の木で仕上げたいという方には、ウッドワンのスイージー(パイン材)や、もしくは、エクレアパーツのキッチン・キットをおすすめしています。
△ウッドワン・スイージ-
エクレアパーツさんのキッチン・キットは、天板・キャビネット・機器を選んで、キッチン扉だけ、建具屋さんで製作して取り付けることが出来るので、室内の建具扉や造作家具の扉と合わせることが出来ます。
△エクレアパーツ・キッチンキット
キッチン面材の選び方の結論としては、木目調は選ばず、木を使うなら本物の木をおすすめします。ただし、コストアップになりますので、必ずしも、木にこだわらず、シンプルな色のカラー面材を選ばれることもおすすめします。
ちなみに、我が家のキッチンは機能的であれば良しとし、あまりお金を掛けず、内装や造作材に予算を割り振りました。