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【第7回】整理収納の視点で見る造作家具 ミニマルな和室編

~今日はスタッフブログの日です~

 

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日本もすっかり椅子とテーブルが中心の暮らしとなり、畳の部屋を設けないお家も多くなりました。
しかしながら、畳の部屋にはいいところも沢山あります。

 

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畳部屋の使い方

  • 遠方の家族が来た時の泊まり部屋
  • 家族が風邪をひいて寝込んでいるけど目を離したくない時
  • 赤ちゃんのおむつ替え、お昼寝
  • 子供たちの遊び場…などなど

 


子育て世代には意外とおすすめできる要素が沢山あります。
フローリングより柔らかく、寝転がりやすいのがやはり大きな特徴です。

 

畳部屋を設ける上でのポイント

布団を敷く場合は、布団の収納とセットで計画することがポイントですが、押入れとして必要な奥行きは75cm以上。収納としては結構大きめです。

吊り押し入れにすると、押入れの下まで布団を敷き込んだり、荷物を置いたりできるので、小さな面積でも宿泊スペースとしても活用できます。

 

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写真の和室は、押入れの下にフローリングを張って板の間風に。さらに、地窓(床に近い位置の窓)を設けて、明るさを確保しています。
小さな和室の場合、畳の大きさを半畳サイズにすると、広く見えます。

 

小上がり畳のアイディア

畳の部分を一段上げて小上がりにした事例です。
小上がりにローテーブルを置くと、ダイニングテーブルと高さが合うようになっています。
沢山のお客さんと食卓を囲みたいときに便利です。

 

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機能的にも色々とメリットの多い畳の間。

自然素材のフローリングや左官壁に合わせれば、他の部屋ともよく馴染みます。

 

miharu

 

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