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オリンピックに間に合いそう!新国立競技場

汐留で打ち合わせの後、練馬まで戻る途中、都営大江戸線を途中下車。工事途中の国立競技場を見てきました。想像していた以上に完成に近づいています。さすが、世界に誇る日本のゼネコンですね。

国立競技場

ご存じのように、国立競技場の建設にあたっては、国際コンペで選ばれたザハ・ハディド案が白紙撤回され(個人的には残念ですが)、異例の再コンペの末、隈研吾建築都市設計事務所・大成建設・梓設計JV案が選ばれ、当初の工期より大幅に遅れたスタートとなりました。当時、間に合うのか?責任は誰が取るのか?と騒がれましたが、東京オリンピックに向けて余裕を持って完成しそうです。

この短い工期で完成に近づけたのは、ゼネコンの高い技術力と共に、建築家が隈さんだったからではないかとも思います。隈さんは、従来の大先生というイメージの建築家とはタイプが異なり、発注者や施工者の意見に耳を傾け、折り合いを付けながら、プロジェクトを進める建築家のイメージを持っています。時代が求めるものに合っているのだと思います。

国立競技場

木の軒庇もほぼ完成しています。1階から4階までは、全国から集められた杉材(沖縄県は杉がないので松材)、最上階の5階は木目調のアルミ材を使用するそうです。見上げると、迫力があります。完成が楽しみです。オリンピックの抽選チケット、当たりますように・・・。


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