国立西洋美術館で開催されている「ル・コルビジュエ」展へ。
ライト、ミースと共に、近代建築の三大巨匠と言われているル・コルビジュエ(1887-1985)ですが、今回の展覧会は、建築展というよりも絵画展の要素が濃い企画展です。
第1章 ピュリスムの誕生
第2章 キュビスムとの対峙
第3章 ピュリスムの頂点と終幕
第4章 ピュリスム以降のル・コルビジュエ
画家としての変遷を丁寧に紹介し、建築家としての名声を得るまでの経歴が時系列順に展示されており、大変、わかりやすく興味深い企画展でした。同時代を生きたピカソの絵画も数点、思いがけず鑑賞することができます。そして、何より、ル・コルビジュエが設計した西洋美術館の素晴らしい空間の中で、ル・コルビジュエの作品を鑑賞するという何とも贅沢な体験をすることができます。5月19日まで上野の西洋美術館で開催中。音声ガイド(550円)がおすすめです。
↑ブログランキングに参加しています。1日1回クリックして頂けると嬉しいです。