建て主さんのお話をお聞きしながら、
設計の打ち合わせをしていると、
つくづく、この仕事は、面白いなぁ、楽しいなぁと思います。
現場で職人さんや監督さんと、納め方の打ち合わせを
している時も、いつも同じように思います。
スタッフと一緒に仕事をしている時も、そう思います。
図面を書いている時も、もちろん楽しいのですが、
本当に楽しいのは、モノづくりの現場で、
人と接している時のような気がします。
家づくりは、本当に多くの人が関わって完成します。
設計の仕事は、モノを作っているようで、
結局は、人を相手にしている仕事なのですね。
だからこそ、責任も重く、面白いのだと思います。
相手の立場で、常にモノゴトを考え、
誰かが、犠牲になったり、嫌な思いをすることがなく、
誰もが、喜べるモノづくりをしていきたいなと思っています。
監督さんや職人さんに笑顔で作って頂き、、
事務所スタッフも笑顔で家づくりに関わり、
メーカーの営業さんや技術屋さんにも、
前向きな気持ちで協力して頂いて完成した建物は、
きっと、建て主さんからも長く愛される
幸せな建物になることでしょう。
建築家によって仕事の仕方は様々で、
時に迷うこともありますが、
誰もが喜べるモノづくりこそ、幸せな家づくり、
そう信じて、これからも設計を生業として
いきたいと思っています。