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マンションリノベーション建て主インタビューその3

マンションリノベーション建て主インタビュー
その1は、こちら
その2は、こちら


(スタッフ吉田結)
その後、正式に設計のご依頼を頂き、
さらに一か月ほどお時間を頂いて、
設計案のプレゼンをさせて頂いたのですけれども、
第一印象はいかがでしたでしょうか?



(建て主Kさん)
「あ、もうこれで」って…。(笑)
もう本当に嬉しくて、何度も眺めて…。


(スタッフ吉田結)
うちの事務所は、
最初のプレゼンまでに結構お時間を頂いて、
何度もヒアリングをさせて頂いたり、
ご自宅のほうにも一度伺ったりしたのですけれども…


(建て主Kさん)
そうそう…。
最初、自宅訪問の提案があったときに、
人に見せられるものじゃない、と思ったのですが、
「暮らしぶりを知りたいのです」っておっしゃって…。
荷物の容量とか、どういったものが好きなのかとか。
確かに必要なことだなと考えを改め、来て頂きました。


自宅に来て頂いた時、私が冷蔵庫の音を気にしているって
言ったことを奥山さんが覚えていて、
それがプラン提案で配慮してくれていることを知った時に、
「すごく深いな」って思って。


自分では確かに言ったのですけれど、
そこって自分たちにとって重要な要望とは思っていなくて、
どちらかというと「こういうリビング」「こういうダイニング」
というイメージに思いが馳せっちゃって。
冷蔵庫の音に関しては、自分で言ったことをすっかり忘れていて、
それがあのプレゼンの時に言われて凄く嬉しかった。
「こういうことなんだな」って。
「奥山さんに頼んで良かったな」って思いました。


(スタッフ吉田結)
その後の設計打ち合わせについてはいかがでしたでしょうか?


(建て主Kさん)
奥山さんって、凄く引き出し上手だと思います。
自分でも凄くストレスになっていたり気にしているところを
上手く聞いてくださったのかな、って思います。
一緒にカフェでお茶した日にこれまでの子育てのこととか
色んな話を聞いたんですよ。
そのときに「本当にいろいろ経験されていらっしゃるんだな」
ってわかって。
そういう目線で見てくれるから、いつでもあったかい感じがして。


我々の大きな要望のポイントの一つは「明るい浴室」にあったのです。
でもどうしても浴室に窓はつけられない。
その中でなんとか明かりを入れて、明るい気持ちのいいお風呂って、
どうするんだろうねって。
でも見事に良い意味で裏切られました。
自分たちが重要に思っている部分と、
大して気にもしていなかったところを全部融合してもらって
上手くつくってもらった感じがしました。
プラン提案は、涙が出るぐらい嬉しかったです。


(つづく)


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奥山裕生設計事務所