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設計打ち合わせで、私がこだわっていることの一つは、
必ず、顔を合わせて打ち合わせをお願いするということです。
最近は、メールが普及して、
メールでご要望を聞いたり伝えたりということが、
スピーディーで簡単になってきましたが、
大切な家づくりの打ち合わせは、やはり顔を合わせるのが、
一番だと思っています。
ご要望を表面的に受け取るだけでは、
ニュアンスの取り違えや誤解を生む恐れがあります。
ご要望の裏にある思いや、理由をよくお聞きすることが、
次の的確な提案につながると考えます。
また、こちらの一つの提案に対して、
建て主さんの回答が「ＹＥＳ」だったとしても、
「喜んでＹＥＳ」なのか、
「ちょっと引っ掛かるけどＹＥＳ」なのか、
顔を合わせた打ち合わせであれば、
表情や声のトーンで読み取ることもできます。
提案に対して、ＹＥＳをもらったけど、
もしかして、引っ掛かっているなと感じた時は、
次回のお打ち合わせの時に、
もう一度、同じことを確認させて頂いたり、
あるいは、別の提案をさせて頂くこともあります。
もちろん、全ての心情を読み取らせて頂くことはできませんが、
少なくとも、顔を合わせて丁寧にコミュニケーションを重ねることで、
誤解や行き違いを減らすことはできると思います。
打ち合わせを何回も重ねることは、双方にとって、
エネルギーを必要とすることではありますが、
後悔のない家づくり、
そのご家族らしい家づくりを行なうためには、
最短の道ではないかと考えております。
建て主の皆様、いつも、お打ち合わせにお付き合い頂き有難うございます！
