家は買うものではなく創るものですBLOG

デザインのある暮らし 無理のない暮らし 自分らしい暮らし

「保谷の家」現場報告 その21

いよいよ、竣工引渡しの日となりました。


今日は朝から建物との別れが名残り惜しくて、
予定の1時間も前に現場に到着したところ、
監督さんも、
「名残り惜しくて、早く来ちゃいました。」
とすでにいらっしゃいました。(笑)


これだけ、建物が愛されて、引き渡される住宅は、
設計事務所工務店の家創りならではなのではないかと思います。


建売住宅では、作る人も、住む人も、
お互いの顔を知ることもないですし、
大量生産のメーカー住宅では、
数が多すぎて、設計担当者も現場監督も、
数多くの住宅の中の1軒という意識かもしれません。


顔が見える家づくりこそが、本当の安心なのだと思います。



最後に、「お世話になりました。」と建て主さんへの挨拶が終わり、
玄関扉が閉まった瞬間、思い入れの詰まった「現場」から、
建て主さんご家族の生活が息づく「住まい」へと変わっていきました。
ご家族に愛される幸せな建物になってくれることでしょう。


建て主さんご家族の皆様、関係者の皆様、
大変、お世話になりました。
ありがとうございました。



にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ (click!)
(1日1回、応援クリックして頂けると嬉しいです。)